大学をスポーツ推薦で入学したいと考えている人も多いのではないでしょうか。
大学への入学方法は様々ありますが、その1つがスポーツ推薦になります。
私は実際に大学へはスポーツ推薦(サッカー)で入学しており、そのときに必要であった指定されていた資格や注意点などを紹介していきます。
スポーツ推薦入試とは
スポーツの分野で高い競技能力の有している学生が、指定されている資格に該当している場合の入試方法になります。
私の母校である大学で当時の私が推薦入学した際に指定されていた資格は以下でした。
※現在の資格であるために以前と比べると異なっている可能性はあります。
1、オリンピック,世界選手権,アジア大会等の各種国際大会への出場者
2、全日本ユース ・ ジュニアの代表選手又はそれに相当する者
3、日本選手権大会でベスト8以上の競技成績を有する者
4.全国高等学校大会で2位以上の競技成績を有する者
※該当する競技種目が団体競技の場合は,当該試合にレギュラーとして出場し, 中心的に活躍した選手とする。
この指定されている資格に該当しなければ入試資格さえ得られないということです。
改めて母校の指定された資格を見ると非常に高いハードルとなっています。
このハードルを越えられた当時の自分を褒めてあげたいですね!
この指定された資格は大学によって異なるため、大学のホームページでしっかり確認することは大切になります。
スポーツ推薦が始まるのは
9月ごろからスタートする大学が多いようです。
スポーツ推薦で入学するためには
指定されている資格に該当する成績を収めること
これができなければスタートラインにも立つことができませんが、最も難しいことでもあります。
ただ、入試資格を得られるだけであり、必ず合格するわけではありません。
また、スポーツ推薦と言っても入試試験が実施され、当時の私の入試試験は「小論文」と「面接」のみでした。
「小論文」や「面接」の詳細は覚えていないのですが、面接は面接官が1人ではなく数名いたことだけ覚えています。
ただ、入試試験は名目上行っているだけであり、当時はほぼ100%近くの確率で合格は決まっていたと思います。
スポーツの成績以外に必要なこと
最も大切なことは「指定されている資格に該当する成績を収めること」ですが、それ以外にも指定されている資格は大学で設けているはずです。
母校の場合は以下になります。
1、高等学校若しくは中等教育学校を卒業した者及び令和〇年3月卒業見込みの者
2、通常の課程による 12 年の学校教育を修了した者及び令和〇年3月修了見込みの者
3、学校教育法施行規則(昭和 22 年文部省令第 11 号)第 150 条の規定により,高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められる者及び令和〇年3月 31 日までにこれに該当する見込みの者
4、合格した場合,入学を確約することができる者
5、調査書の全体の評定平均値が 3.0 以上の者
スポーツだけでなく学業についても最低限のことが求められます。
しかし、最低限のことであるため、通常の高校生生活を送っていれば大きな問題はありません。
「評定平均値が 3.0 以上の者(私の時は内申点)」は、テストの点数だけではなく、生活態度や姿勢などによっても判断されます。
そのため、スポーツ推薦で大学を狙っているが、学業に関しては不安という人は優等生を演じることをおすすめします。
ただ、この指定されている資格も大学によっては大きく変わる可能性があるので、十分に確認が必要になります。
スポーツ推薦で入学するために大切なこと
できるだけ早く動くこと
スポーツ推薦には基本的に枠数が設けられています。
その枠数は1学年何名なのか、〇〇部で何名なのかは大学によって異なります。
ただ、スポーツ推薦にはいわゆる「コネ」のようなものが存在する場合があります。
いつも選手を紹介しているから今回も優遇してやぁ~
そんなこと言われてもなぁーただ、今後のことを考えると優遇しないといけない…
大学としては、強豪校から有力な選手を獲得することが目的であり、そのパイプをできるだけ壊したくないという思いがあるということです。
そうなるとある程度の枠数が少なってしまう可能性があります。
そのため、出願期間は決まっていますが、できるだけ早く動くことによって、自分の存在をアピールすることは必要になってきます。
具体的には監督やコーチなどに狙っている大学にコンタクトを取ってもらうのが1つの方法になります。
そのことにより、大学側の選考の中にできるだけ早く加わることが大切になります。
まとめ
最も大切であるのは最も難しいことでもある「指定されている資格に該当する成績を収めること」になります。
特に指定されていない場合でもより優秀な成績を収めることが大切になります。
また、成績以外にも指定されている資格が必要になる場合があるため、大学のホームページで確認する必要があります。
最後に「できるだけ早く動く」ことが求められ、そのことにより大学側の選考の中にできるだけ早く加われるようにする。
そのためには監督やコーチから大学側にコンタクトを取ってもらえるようにする。